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内容説明
先進性と多様性。「神戸のまちと文化」の歴史に魅了され、既成概念にこだわらない時代のアートに託した想い。震災復興を胸に、神戸の芸術文化の力を結集させた「港で出合う芸術祭 神戸ビエンナーレ」。港町・神戸の歴史と文化の魅力に支えられ、現代アートにこだわらず、いけばな、玩具、ロボットなど、国際的にも特異な芸術祭と評された神戸ビエンナーレの魅力や課題を、審査員やディレクターとして携わった関係者が語る。
目次
新たな芸術への扉(メディアアーティストの課題と可能性―神戸ビエンナーレでの審査から;メディア芸術の「これまで」と「これから」―異端なアートフェスティバルとしての役割;玩具と子どもの力)
神戸のまちと文化(多宗教都市・神戸のまつり―市民がつくるまつりの取り組み;なぜ神戸でビエンナーレなのか?―神戸を創った巨星たち;グリーンコウベとグリーンアート;空間といけばな;音楽のまち・神戸での「まちなかコンサート」)
神戸ビエンナーレへの歩み(なぜ、ビエンナーレを始めたか;光州ビエンナーレ名誉広報大使に任命されて;神戸ビエンナーレ2007への招待―創造都市・神戸の挑戦)
神戸ビエンナーレの理念と実践(きらめく神戸のアート性を頼りに―神戸ビエンナーレ、10年の試行)
著者等紹介
大森正夫[オオモリマサオ]
京都嵯峨芸術大学大学院教授。神戸ビエンナーレ2015アーティスティックディレクター。1957年広島県生まれ、京都大学大学院博士後期課程修了。川崎清+(株)環境・建築研究所にて国際花と緑の博覧会(EXPO90)やりんくうタウン、信楽陶芸の森などの都市・環境計画、および福井県立大学などの建築設計を担当。ジュエリー、家具、やまと絵、茶室、公共建築など、創造活動の範囲は広く、京都空間の研究成果をテレビや雑誌などで紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。