内容説明
岩手県八幡平市。七時雨山に連なる高原の一角に樹齢数百年のオオヤマザクラの大木があった。幹には空洞が出来、腐朽菌が樹肌をむしばんでいた。心配する地元住民たち。診断した専門家は「腐りを止める薬はない」と告げる。その場に立ち会った著者。当事者でもないのに「じゃあどうすればいいんですか」と思わず詰め寄っていた。そして、樹木の持つ驚きの生命力を知らされる。そう、恋はこんなふうに突然やってきた―
目次
八幡平への恋文(きっと、大丈夫;稲刈り通じ見えた日常;肌で感じる鹿角街道 ほか)
ルポ・横間虫追い祭り(始まりはぼんやりと;渡り鳥あらわる;横間集落の仲間たち ほか)
八幡平だより(私にもやってきた啓蟄;茎が、あんまいんだー;一年たって見る早苗の水田 ほか)
著者等紹介
今川友美[イマガワトモミ]
1982年静岡県生まれ。早稲田大学卒業後、読売新聞東京本社入社。記者として横浜、川崎支局、東北総局、東京本社で警察、行政、社会問題、文化などを担当。14年春より八幡平市地域おこし協力隊。市商工観光課に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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