内容説明
トランプ米大統領時代に鮮明になった各種の分断(デカプリング)は、バイデン政権になっても対中関係で引き継がれ、米中関係は“新冷戦”を迎えたとの指摘もある。板挟みになった日本は、衆院選を受け新たな枠組みで米中との距離を測りながらかじ取りを迫られている。コロナ禍で外交が滞る中、経済、人権、安全保障などさまざまな分野で日本政府の戦略が問われるとともに、メディアの立ち位置も重要度を増している。「ポストコロナ時代」の世界秩序を展望する。
目次
第1部 基調講演・コロナ後の世界秩序、米中と日本(コロナ危機と「米中対立」;リーダーシップを発揮できない米中 ほか)
第2部 パネルディスカッション・コロナ後の世界秩序、米中と日本―メディアの立ち位置を考える(プレゼンテーション(民主主義と「中国モデル」;リベラル国際秩序の弱点 ほか)
質疑応答(攻撃的な外交姿勢の象徴「戦狼外交」の存在;評価が高まる日本の外交 ほか)
メディアの立ち位置を考える(米中に対峙する日本メディアへの提言))
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