感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Squirrel
9
アニメが好きだったので読みました。脳内では、もちろんアニメ変換。それぞれがほんわかしてよかったけれど、もっちー目線のお話がなくて残念。2013/07/10
ピク
8
ノベライズ、と言っても史織編以外オリジナルエピソード.そもそも『たまこ』は監督曰く一年くらいかけて日常を追いかけたかった作品(実際、1クールで丸1年進む)なので、本編+ノベライズ+映画全部ひっくるめて完成品、くらいのユニヴァース.本編じゃ全然喋らなかった駄菓子屋のお姉さんが割と喋ったり、先輩たちとのバトン部の練習が描かれたり、花屋の性別が判明(!)したりします.もっとこの世界見てたい.あとたまこまーけっとで読メ検索すると普通に自分が参加した批評誌が出てくるので照.2014/08/06
おりすと
7
アニメ本編では入れられなかった設定やエピソードを形にしようと書き下ろされたという本作。時系列的には過去だったりアニメ本編中の出来事だったりその後だったりしますが、色々と思い出す所があって良かったです。みどりやかんなとの出会いや、先輩たちとの最後のバトン演技なんかは是非とも映像で見たかったですね。小説なので無論会話だけでなく心情の述べられる地の文もあるのですが、皆予想通りの性格をしていて安心、という感じでした。2013/05/19
かすくり
5
著者のあとがきにもあるが、アニメでは描かれなかったサブストーリーを、主にたまこの視点で描いている作品。アニメの人情あふれる雰囲気がそのまま再現されていて、ノベライズとしてかなりレベルが高い。イラストもアニメのキャラデザである堀口氏なので、雰囲気も安心。個人的には、バトン部の先輩絡みの話が好み。たまこラブストーリーにも繋がりを感じるし。2014/06/14
NARU
4
京アニ制作「たまこまーけっと」のノベライズです。アニメ本編そのままの内容ではなく、キャラクターの過去話などオリジナルの話が中心です。第9話はアニメの話を登場人物の主観視点から描いており、アニメ視聴済みだとより楽しめる構成になっています。ちょっと映画の内容とも重なりますが、ウォーターフェスティバルの話はOVAでもいいので映像化してほしかったなあと思います。2017/03/23