中国手漉竹紙製造技術

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  • サイズ B5判/ページ数 248p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784907051877
  • NDC分類 585.6
  • Cコード C1040

内容説明

文字や絵を伝えるだけではなく、祭祀に用いられて魂のよすがとなった中国の竹紙。紙質・墨色が上質で、宝の書物といわれた「宋刊本」を生み出した、伝統ある手漉き竹紙製造技術の貴重な研究報告。

目次

第1章 概要
第2章 竹紙製造技術の現状調査
第3章 竹紙の伝統的製造技術の研究
第4章 伝統的な竹紙製造技術の科学的研究と保護
附録1 主要産地別 竹紙の種類・寸法・常用計量単位・用途
附録2 竹紙の伝統的製造法一覧表
附録3 井上陳政『清国製紙法』(一部)

著者等紹介

陳剛[チンゴウ]
1969年生まれ。復旦大学文物与博物館学系教授。2004年東京藝術大学において博士(文化財)を取得。専門は紙媒体の文化財の保存で、伝統的な製紙技術に関する科学的研究および紙が劣化するシステムとその防止の研究に従事。中国・日本・韓国で製紙技術を実地調査

稲葉政満[イナバマサミツ]
1975年東京農工大学農学部卒業、1980年東京大学大学院農学系博士課程修了。博士(農学)。東京藝術大学教授を経て、2020年より同大学名誉教授および東京文化財研究所客員研究員。和紙文化研究会会長。英国V&A客員研究員および学術会議連携会員など歴任。専門は保存科学、製紙科学で、文化財保存修復学会賞などの受賞歴がある

白戸満喜子[シロトマキコ]
青森県出身。慶應義塾大学卒業後、法政大学大学院にて日本近世文学を専攻。博士(文学)。和紙文化研究会編集委員、学習院女子大学などの非常勤講師。専門は書誌学で、書物を中心に印刷や出版物の用紙に関する調査・研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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