内容説明
中国独自の体制のなかで、中国なりに構築しつつある民主とは?中国社会科学院政治学研究所所長がその発展と展望を語る。
目次
序論 中国の経験から出発する
第1章 現代中国における民主政治の歩み
第2章 権利の保障と権力の集中のバランス
第3章 協商民主という考え方
第4章 権利意識の高まりとその制度的保証
第5章 政治制度改革の現状
第6章 各国における民主政治の比較
第7章 民主政治の実現へ向けた政策と展望
結語 中国なりの民主を語っていくために
著者等紹介
房寧[ボウネイ]
中国社会科学院政治学研究所所長、研究員。長年にわたり、民主政治をめぐる理論と実践の研究に従事してきた
佐々木智弘[ササキノリヒロ]
1967年兵庫県生まれ。防衛大学校人文社会科学群国際関係学科准教授。1994年慶應義塾大学大学院法学研究科前期博士課程修了。日本貿易振興機構アジア経済研究所を経て現職
岡本恵子[オカモトケイコ]
1974年大阪府生まれ。フリーランス翻訳者。創価大学文学部外国語学科中国語専攻卒業、北京大学哲学部宗教学専攻修士課程修了。その後、中国の映像関連の企業で翻訳業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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