内容説明
大乗菩薩道から、浄土へ。厖大・絢爛たる『華厳経』の掉尾を飾る『普賢行願讃』。そこに説かれる大乗菩薩の広大な誓願を、初期大乗の先駆経典と、インド・チベットの諸注より解明し、「浄土の菩薩の利他行」への展開を探る。
目次
第1部 インド篇(大乗戒経に見る発心儀礼;『文殊師利仏土厳浄経』に見る誓願;『華厳経』に見る普賢行;『普賢行願讃』に見る普賢行;論書に見る普賢行;極楽往生後の利他行としての普賢行)
第2部 チベット篇(チベットにおける普賢行と浄土教)
著者等紹介
中御門敬教[ナカミカドケイキョウ]
1969年、大阪府生まれ。1992年、信州大学人文学部卒業。1999年、佛教大学大学院博士課程文学研究科仏教学専攻満期退学。博士(文学)。知恩院浄土宗学研究所研究員を経て、東海学園大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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