内容説明
粋でいなせな江戸っ子たちの等身大ライフをご覧あれ!一年を通した江戸町民たちのイベントと暮らしがよくわかる。
目次
1章 春の作法 1月~3月(睦月;如月;弥生)
2章 夏の作法 4月~6月(卯月;皐月;水無月)
3章 秋の作法 7月~9月(文月;葉月;長月)
4章 冬の作法 10月~12月(神無月;霜月;師走)
5章 通年イベントの作法(観劇;旅行;色街;趣味嗜好;公共施設;遊び)
巻末図典 江戸っ子のライフスタイル
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年、静岡市に生まれる。1972年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009年3月、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろさん
17
あきない世傳を読んでいて、時々江戸市中にタイムスリップするのでその辺りの風景を見てみたくて図書館の新刊コーナーから借りました。知ってる事も多かったけれど旧暦の大小の暦が屏風サイズでイラストがついていてイメージがわきました。楽しい。 2021/03/02
spatz
12
図書館の棚で。 江戸、なので北海道ずまいの自分とはずれることも多々ありそうだけれど。パラパラめくる。髙田郁さんのものなど読むので、なんとなく身近に感じる。 日頃何気なくみすごしている習慣や表現、日本語の語源、など、なるほどなものも多い。 失われた文化あり、いまもどこかにねづいているものもたくさん。 2021/07/10
ポメ子
5
季節の行事だけでなく、生活の事まで書かれているので、江戸時代の風俗、文化がよくわかった。更に絵つきで説明してくれているので、理解が深まった。2022/01/28
しーしー
3
久しぶりの作法シリーズですが、いつもの紙媒体ではなく初めて電子書籍のものを読みました。 高校の授業で触れられていた事はもちろん、土用の丑の日の食べ物や月見団子のサイズなど、初めて知る事もありとても面白かったです。 また、江戸の外食事情より今と好まれる食べ物は変わらないなと思いました。2024/05/25
じじちょん
3
現代でいう12ヵ月の年中行事や娯楽に限らず生活全般のあれこれを取り扱っている。江戸って埋め立て地だから毎年井戸替えが必要だったんだな…2024/01/29