内容説明
信玄が築いた山城、謙信が開いた軍道、信長が越えた峠―。全国の山の決戦場と山城をめぐる決定版ガイド。140の山と山城。
目次
第1章 近畿(六角氏・京極氏と織田信長;「金ヶ崎の退き口」史跡探訪 ほか)
第2章 甲信・関東・東海(「川中島の戦い」史跡探訪;武田氏滅亡の地を往く ほか)
第3章 東北・北陸(福島の山城めぐり;上杉氏の山城 ほか)
第4章 中国・四国・九州(「備中兵乱」史跡探訪;吉川氏の拠点となった山城 ほか)
著者等紹介
萩原さちこ[ハギワラサチコ]
城郭ライター、編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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G-dark
8
今では登山客たちが挨拶しながら和やかに行き交う山でも、数百年前は武将が家臣を引き連れて敵と命のやり取りをしていたかもしれません。時の流れを感じます。「夏草や兵どもが夢の跡」という松尾芭蕉の句を思い出します。この本は全国の古戦場巡りの本。山登りを兼ねて訪れることが出来る場所が選ばれ、アクセス方法や、登山の難易度、写真が紹介されています。今では草が生い茂り、血や火薬の匂いはせず、刃がぶつかり合ったり足軽たちが駆ける音も聞こえてはきませんが、かつてはここに戦国武将が立っていたのかも…と想像を掻き立てられます。2018/11/18
竜玄葉潤
1
そうか、戦国で括ると近畿周辺がメインだな、山城って使われた年代が分からない点も面白い点もあるんだけど、なので「めぐり」としては今一だけど、「戦国の」といては良!2019/08/07
三浦正
0
戦国時代に築かれた山城跡113箇所(ついでに、山歩きが楽しめる所)の紹介本。低山登山派の私には大変興味深く読めた。アマゾン中古本価格はまだ安くない、、、。 中〜長旅を思い立ったら、目的地及び往復ルート計画周辺に 立寄り登山先となる所がないか? 本書(図書館本)で必ずチェックしようと思う2022/12/12
Ryuji Saito
0
2018年29冊目。2018/06/11