目次
シャンデリアの明かりの下で―シャンデリアのガラスパーツ・紙・額
時のながれ―布・ブレード・金属プラスチックパーツ・レース
ミシンのならぶ洋装店―額・金属プレート・ミシン・布
赤い椅子があるアトリエ―アンティーク印刷活字箱・古いベルベット
時を重ねた宝物―額・石膏パーツ・布
花にかこまれて―額・布・金属パーツ
カミーユ―金属プレート・紙・布
額の中の物語―額・金属パーツ・リボン・紙・革
本の中の物語―本型の箱・古本・紙・布
ドレスは語る―木箱・紙・金属パーツ・古本・布
懐かしい記憶―布・リボン・粘土
著者等紹介
工藤和代[クドウカズヨ]
ドールハウス作家。三重県伊勢市生まれ。TV、本の仕事多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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いぼいのしし
26
とても緻密。暗めの色彩で18世紀の絵画をみている様な感覚になるけれど立体。昔の人の作った布やレースの独特の風合いは今作ろうとしてもできないだろうなぁ。2024/06/22
高宮朱雀
9
これまで見て来たドールハウスの書籍の中で一番、アンティークという言葉の似合う作品集。 全体的な色調一つ取ってもそうで、敢えて使い込まれた素材を用いる事で、より作家の創る空間に奥行きが生まれているのが見て取れる。その活かし方が絶妙だ。 原色の華やかさとはまた違う、鄙びているのに艶やかな世界観に酔い痴れて下さい。2018/04/29