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内容説明
駅前の広場、灯るキャンドルの先にはギターを抱え歌う少女の姿があった。清らかな歌声とギターの音色が静かに響き渡ると、夜の繁華街の空気は一変する、路上ライブをするその少女―15歳の雨音薫は海のある町に住みながら太陽に輝く海で泳ぐことも、眺めることも許されない。窓越しにずっと見つめていたサーフィンが好きな青年・孝治と出会い、恋に落ちる薫。だが、薫に残された時間はあと僅かだった…。
著者等紹介
天川彩[テンカワアヤ]
1962年北海道生まれ。作家・プロデューサー。「自然の叡智と命の尊厳」をテーマに、小説家、コラムニスト、脚本家、童話詩人、フォトグラファーなどジャンルを超えてマルチに活躍。文化人類学的、民俗学的、宗教学的な分野での執筆やプロデュース、講演も多数
坂東賢治[バンドウケンジ]
1965年大阪府生まれ。脚本家。映画・テレビなど多数の作品を手がけ人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふでこ
1
映画やドラマを観てるので結末は分かっていたが、それでも心に響くものやジーンとくるものはあった。読んでいて何度もYUIちゃんや沢尻エリカさんが思い浮かんだなー。2024/01/16
sakura
0
このタイトルと素敵な歌があることだけはずっと知っていたけれど、どんな話かは知らなかった。手に取ったきっかけは、この秋、大好きな人たちが舞台版を上演すると聞いたから。行けなかった代わりに彼らの姿を想像しながら読んでいた。薫と孝治の出逢いが家族に親友に知人に電波して、大きなものになった。人ってこんなにも変われるものなんだって思った。ハリウッドまで届いた奇跡の理由がなんとなくわかった。20年目の舞台人な彼らは本当にいい作品に出会えてる。再演されたら絶対観に行きたい。2018/11/12