目次
ファースト・コンタクト(スマホはレンジにしまっとけ!;オウン・ゴール;小さな万引き犯 ほか)
セカンド・コンタクト(無冠の勲章;聖母;成年狡賢人 ほか)
サード・コンタクト(壊れた自販機;判決がバラバラに?;補凶証拠に足をすくわれる自薄調書 ほか)
著者等紹介
恩田剛[オンダツヨシ]
昭和39年新潟県長岡市生まれ。昭和62年大蔵省銀行局に大蔵事務官として採用され、世界銀行監督者会議開催準備、立法作業、金融検査に従事、平成3年東京地方裁判所書記官となり、そのとき内閣府主催の国際交流事業「東南アジア青年の船」に参加。その後、最高裁判所総務局等を経て、平成11年水戸区検察庁副検事、同15年東京地方検察庁検事、同22年伊賀簡易裁判所判事、同28年柏崎簡易裁判所判事、同31年東京簡易裁判所判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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大先生
9
前著より面白い。オヤジギャグも前著より冴えている気がします(笑)著者は裁判所書記官、特任検事、簡裁裁判官と様々な職種を経験をしている方。文章からも視野の広さが伺えます。1番面白いと感じたのは、p223以下。さて、ここで問題です。税込330万円の高級腕時計を盗んだ場合、消費税分も処罰の対象になるでしょうか?気になる方はこの本を読んでみて下さい(笑)ところで、法律関係業界では裁判官はJ、検察官はP、弁護士はBと略されます。世間には女性が付き合ってはいけない3Bの職種というのがあるそうですが、いずれ4Bに?苦笑2020/12/10
nobuharuobinata
0
学問の世界ではあまり使いませんが実務ではよく使われるJ(裁判官)、P(検察官)、B(弁護士)、K(警察官)、A(被疑者・被告人)、W(目撃者)という隠語?の紹介とか、自動販売機での商品購入でいつ契約が成立を見るかとか。そうそう、検察官は刑事事件だけでなく、父親の死後認知事件の被告とか不適法な婚姻の取消しの申立人になっていますが、あれはなぜなのでしょうかね。2025/07/06
aochama
0
著者は、簡裁裁判官ですが、裁判所事務官や検察官も経験された異色の経歴の持ち主。さらに様々な資格を持つ方。 分かりやすい文章構成と語り口で法律知識も交えて様々な人間模様を綴ります。引き込まれること間違いなしです。2019/10/11
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