内容説明
コロンボ刑事のように愛嬌があって、少し頑固な主人公のガンは、刑事時代、突如、理不尽に辞職に追い込まれた。「あれは、ガンさんが姉との結婚直後に出会った日蓮仏法と関係があったのではないだろうか?」彼と同じ信仰を実践する著者が、多くの人々を「ひなた」に連れて行き、7年前、桜花の散るが如く他界した義兄の人生を追懐する。
目次
1章 ある師走の朝の出来事
2章 滋賀医大316号室
3章 旅立ち
4章 SpO2 95
5章 ガン爺(じい)の雑記帳から
6章 源遠ケレバ流レ長シ
7章 自受法楽(じじゅほうらく)
8章 花彫酒(はなほりざけ)
9章 ひなた
10章 患者道(後書き)
著者等紹介
美山弘樹[ミヤマヒロキ]
1947年奈良県磯城郡上之郷村(現・桜井市)に生まれる。1971年大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)英語学科卒。団体職員として国際出版業務に従事。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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