内容説明
半世紀におよぶ入念な研究・調査を経て、満を持して放つ、日本の夜明けに躍り出た「教育革命の獅子」・牧口常三郎の「新・青春譜」。幼い妹の「誤射・誤殺伝説」の真相、大著『人生地理学』発刊秘話、彼が創設した通信制高等女学校の驚異的成功と突然の消滅の謎、「郷土会」参加、嘉納治五郎、志賀重昂、小川琢治（湯川秀樹の父）、新渡戸稲造、柳田國男らとの友情、交流、連環が、いま、はじめて明らかに！
目次
第１章 風雪と怒濤の大地・荒浜に生まれて
第２章 伝説のかなたに見えるもの
第３章 『人生地理学』発刊前夜の苦闘
第４章 絶望的だった『人生地理学』出版に燭光
第５章 『人生地理学』出版と二つの初版本
第６章 創立した通信制高等女学校の過酷な運命
第７章 文部省時代の苦闘、そして飛躍
著者等紹介
上藤和之［ウエフジカズユキ］
１９４５年７月、広島県に生まれる。１９７０年３月、京都大学工学部卒業。１９７０年４月、聖教新聞社に入社。論説記者、創価学会史編纂部長等を歴任。現在、東洋哲学研究所委嘱研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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