内容説明
維新評価見直しの先駆的業績。碩学津田左右吉、最後の仕事。日本人の倫理観喪失の淵源を示し、近代日本の足場の危うさを明かす。
目次
幕末における政府とそれに対する反動勢力
幕末時代の政治道徳
維新前後における道徳生活の問題
君臣関係を基礎とする道義観念
明治の新政府における旧幕臣の去就
維新政府の宣伝政策
明治憲法の成立まで
近代日本における西洋の思想の移植
福沢・西・田口―その思想に関する一考察
著者等紹介
津田左右吉[ツダソウキチ]
1873年生、1961年歿。歴史学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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