幽玄・あはれ・さび

幽玄・あはれ・さび

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  • サイズ A5判/ページ数 315p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784906917082
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C0070

内容説明

長く理論的考察がなされないまま、独特の美概念としてただ体験的に論じられてきた幽玄・あはれ・さびの理論的様相を、美学者の立場から明かした画期的業績。

目次

1 幽弦とあはれ(幽玄論;あはれについて)
2 風雅論―「さび」の研究(俳論に於ける美学的問題;俳諧の芸術的本質と「風雅」の概念;「さび」の一般的意味と特殊的意味;美的範疇としての「さび」;「さび」の美的限界と茶室の美的価値)

著者等紹介

大西克礼[オオニシヨシノリ]
1888年生、1959年歿。美学者。東京大学名誉教授。1913年、東京帝国大学文科大学哲学科卒業。1914年、同大学院退学。1927年、東京帝国大学助教授となり、美学研究のためドイツ、イタリア、フランス留学。1929年、東京帝国大学文学部美学美術史第一講座担任となる。1931年、東京帝国大学教授となる。1946年、帝国学士院会員となる。1949年、東京大学停年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Yoshi

0
日本的な美観である、幽玄とあわれ、さびをドイツ、カント哲学っぽいベースの元読み解いている感があった。 なかなかいまの日本でこうした美学をもちあげれる学者を知らない中でこうした本を読めたのは良かった。 幽玄もあはれもさびも根付いてはいるがその根源的なものに近いものもいまではすくなくなったように思う。2025/01/10

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