内容説明
“まじりけのないキリスト教”とはなにか?日本におけるC.S.ルイス研究の金字塔。『ナルニア国年代記物語』、『キリスト教の精髄』、『悪魔の手紙』など、すべての作品研究によって、ルイスのキリスト教理解の核心についてきめ細かく、そして丹念に解き明かす。
目次
ウェストミンスターのC.S.ルイスの記念碑
「キリスト教と文化」詳解
C.S.ルイスの信仰論
“まじりけのないキリスト教”と異なる諸見解
C.S.ルイスの聖書観
神の属性
『奇跡論』詳解
C.S.ルイスに見る再臨の教義
C.S.ルイスに見る地獄
キリスト教界内のC.S.ルイスの批判対象
著者等紹介
竹野一雄[タケノカズオ]
1946年生まれ。青山学院大学大学院文学研究科英米文学専攻博士課程単位修得満期退学。博士(文学)(青山学院大学)。Wheaton College大学院神学研究科にて研究(1982~1983)、女子聖学院短期大学教授、恵泉女学園大学教授を経て、日本大学大学院総合社会情報研究科教授、現在、同大学院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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