内容説明
朝鮮半島の南端、古今島の医師李根五と、その長男満雨、満雨と結婚した満州族の張永美。時代の荒波に翻弄される彼らの壮絶な物語。韓国PEN文学賞受賞作品。二〇一六年度小説部門。
著者等紹介
李吉隆[イギリュン]
成均館大学卒業、延世大学大学院修了。国立現代美術館建設本部長、国立中央劇場事務局長、文化体育部芸術振興局長などを歴任。主な受賞歴として、『城城めぐり』で韓国戯曲文学賞(1994)、『愛の影を秤にかける』で最優秀文学部門芸術人賞(1998)、『外浦里の恋歌』でソウル文学賞(2014)、『満州夫人』で韓国PEN文学賞(2016)など
舘野〓[タテノアキラ]
中国大連生まれ。法政大学経済学部卒業、東京都庁に勤務。出版文化国際交流会理事。日本出版学会会員。韓国関係の出版物の企画・編集・執筆・飜訳に従事
五十嵐真希[イガラシマキ]
東京生まれ。早稲田大学卒業後、法律事務所に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 史譚貞心尼と柏崎騒動の夜