内容説明
キリスト新聞の人気連載を書籍化。『沈黙』をはじめ、各作品を丹念に読み解きながら鮮やかな文学世界の核心に迫る遠藤周作への入門書。
目次
はじめに―遠藤周作を読むにあたって
『青い小さな葡萄』
『海と毒薬』
『おバカさん』
『わたしが・棄てた・女』
『哀歌』
『満潮の時刻』
『留学』
『さらば、夏の光よ』
『闇のよぶ声』〔ほか〕
著者等紹介
金承哲[キムスンチョル]
韓国の高麗大学で物理学、メソジスト神学大学大学院でキリスト教神学(組織神学)を専攻。スイスのバーゼル大学神学部で、1989年に神学博士学位(Dr.theol.)を取得、その後韓国の釜山神学校で教鞭をとった。2001年に来日。2011年まで金城学院大学教授を経て、2012年より南山大学人文学部教授、南山宗教文化研究所第一種研究所員(2016年より同研究所所長)。専門はキリスト教神学。宗教間対話、宗教と科学の対話、キリスト教文学を研究、各分野において著書、翻訳書、論文等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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