目次
東シナ海域の主たる先行研究―日本列島と朝鮮半島を中心として
お堂とダン(堂)の比較のための覚書―「ババア」の力
済州島のダン(堂)と壱岐島のお堂―東シナ海域における共有化されている文化と「カミ」
東シナ海域の基層文化としての蛇信仰―三池・大牟田の大蛇山祭り
日本の植民地人類学とその継承者たち
ムラの諸集団活動にみる「共同体」―済州島Oムラの事例より
済州島における「共同体」の形成維持と宗教性―Oムラの事例にみる巫俗の再考
庶民生活史的アプローチからみる済州島―高光敏氏の研究より
コリ(行李)の三国誌
済州島巫俗研究の現況と課題
島地域のカンガンスルレの跳び合いの伝統と恋愛方式―新安、珍道を中心に
著者等紹介
原尻英樹[ハラジリヒデキ]
1958年生まれ。福岡県大牟田市出身。九州大学教育学博士(教育心類学)、ハワイ大学政治学博士。専門、文化人類学。現在、立命館大学産業社会学部教授
金明美[キムミョンミ]
1970年生まれ。東京都出身。九州大学大学院比較社会文化研究科博士(比較社会文化)。専門、文化人類学。現在、静岡大学学術院情報学領域准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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