内容説明
江戸時代の熊本では、「富講」=宝くじが大流行!藤崎宮など領内各地で富講が興行され、一等は1000両、今でいえば1千万円以上の賞金が出されていた!熊本藩で行われた銭貨を「匁」単位であらわすナゾの通貨制度=「銭匁勘定」を初めて解明!江戸時代の武士の身分は、基本的に知行取・中小姓・軽輩の三つに分けられていたことが判明…。多くの“めがね橋”を造った名工=岩永三五郎が最後にかけた“めがね橋”は、万葉集で知られる和歌の浦(和歌山市)の「不老橋」だった!藩の筆頭家老で知行3万石、八代の殿様=松井章之の自筆の江戸旅行日記をそのまま紹介、江戸で生活した住居の図面の掲載。
目次
鹿子木量平について(永青文庫「先祖附」による年譜)
細川幽斎画像の作者について
鹿子木量平と八代海の干拓新田
熊本藩の武士身分について(その2)
江戸時代の庶民と旅
熊本藩の御用絵師=薗井家について
熊本藩の「寸志」知行取(その2)
百姓の農業経営は原則赤字?
江戸時代の落し物について、御用絵史=薗井家について(補)
「八代の殿様」松井章之の江戸旅行日記(安政3年)〔ほか〕
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