目次
第1部 “怪談”の深層(越境する「雪女」―白馬岳の雪女伝説と「民話」の近代化;成功物語としての「耳なし芳一」)
第2部 “影響”の広がり(ラフカディオ・ハーンと日本近代文学―“日本的なもの”の系譜;師弟関係の物語―ハーン『英語教師の日記と手紙』とアミーチス『クオーレ』と豊子〓(がい)『教師日記』をめぐって)
第3部 “受容”の諸相(フランシス・ゴールトンとラフカディオ・ハーン;20世紀初頭フランスにおけるハーンの受容―日本理解と「ある保守主義者」)
第4部 感性と思想の“共鳴”(ラフカディオ・ハーンと石牟礼道子―魂の交響;虚構の日本、虚構のアイルランド―ラフカディオ・ハーンとW.B.イェイツの民族美化をめぐって)
第5部 “文体”のうち・そと(ラフカディオ・ハーンの文体―The Dream of a Summer Dayに見られる英語表現;ラフカディオ・ハーンの文体論)
著者等紹介
坂元昌樹[サカモトマサキ]
1968年生。東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程単位取得退学。熊本大学文学部准教授
西槇偉[ニシマキイサム]
1966年生。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。熊本大学文学部准教授
福澤清[フクザワキヨシ]
1951年生。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得退学。熊本大学文学部文学科超域言語文学コース教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 入門縄文時代の考古学