ＦＲＥＥＤＯＭ ＮＯＶＥＬ 腕白関白

吉本 洋城【著】

林檎プロモーション（2013/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 311p／高さ 19cm
• 商品コード 9784906878116
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

寝て起きたら戦国時代。農民として一生を終えるはずだった。だが叔父が木下藤吉郎、後の豊臣秀吉と判明。つまり自分は殺生関白と呼ばれ、切腹に追い込まれた豊臣秀次！このままでは死んでしまう！生き残るため、史実を知っている事を唯一の武器に、戦国時代を駆け抜ける！新感覚・歴史ＩＦシミュレーション。

著者等紹介

吉本洋城［ヨシモトヒロキ］
１９７８年、香川県生まれ。好きな城は讃岐高松城。『腕白関白』が処女作（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[すがやん]

歴史改変転生もの。テンポ良く、まとまりも良く、歴史ものでもわかりやいラノベ。面白くてあっという間に読めたんだけど、もっとガッツリと長編で読みたかったな。面白いのにあっさり終わった感じがしてもったいない。

2017/07/18

[岡本]

Web版を読んでおり別エンディングとのことで購入。お固い歴史物の本と呼ぶには程遠いかもしれませんがしっかり纏まっているという点で言えば十分かと。歴史物によくある設定や言葉遣いを凝りすぎて読みにくい物よりは楽しめましたし。まぁ、ライトノベルで2,3冊分にすれば詳細も書けたし丁度いいかとも思いましたが。それとイラストは分割や漫画形式よりは一枚絵のみの方が良かったかなと思ったり（挿絵の反対側のページがインクで黒くなってる部分があるのは私だけでしょうか…？）

2015/05/23

[in medio tutissimus ibis.]

主人公が正史での先の展開を知っているという利点と、その割に思慮に欠けるという欠点の釣りあいが上手く取れている感じは良かったと思う。この二つが相まって、周囲の評価が『よくわからんが凄い』になるのにも説得力はあった。ただ、それがメタ視点に止まって、主人公に仕事が降ってきて忙しい以上の問題がクライマックスまでなかったのが、クライマックスを盛り上げきれなかった要因か。もっと主人公に細かい失敗させて、それを三成がフォローする展開でもあれば感動できたかも。明らかに文章的におかしいところがあるが校正は仕事してないのか？

2016/06/02

[九]

話としては凄く好み。ただ、イラストや段落の書き方はあまり……小説と呼べるようなものではないと思いました。せめて作文の書き方レベルが守られていてほしかったです。内容が好みでなければ即座に破棄したレベルです。　歴史にあまり明るくなくても楽しんで読むことができます。過大評価を受けたり自身を過小評価する主人公が好きなので、個人的にはこれ以上なく好みでした。現在改訂版を連載中とのことで覗いてみたのですが、webで閲覧するととても読みやすい書き方なのですね。納得しました。

2014/07/17

[彩雲]

いやー、楽しかった。現代人のおっさんが戦国時代に転生。それも、殺生関白として知られ最後に切腹させられた豊臣秀次に！「せっぷくはイーヤーだー！」と史実を知る秀次（改）の運命への挑戦が始まる！という話。雰囲気は緩くて良い感じにご都合主義。現代人の知識と発想でチートして、そのへたれな真意が良い方に誤解されたりして「秀次どのは底が知れぬ」等と戦国の名将たちから大人気。実に「わっはっは、うっふっふ」。挿絵は微妙ですが、嫁さんたちが可愛いのでグッド。なんだ、このハーレム。（ｗ　そして最後は戦国オールスター競演。（ｗ

2013/06/16