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内容説明
ある日、一条太朗が目を覚ますと、全く未知の光景が広がっていた。異世界転生?と思いきや、そこは宇宙船の中。未来の銀河帝国が支配する世界だった!?しかも誰も地球という星を覚えておらず、しまいには妄想扱いされる始末。“ギフト”と呼ばれる能力に目覚めた太朗は、サルベージャーのマールとともに会社を立ち上げ、自らの故郷である地球を探すことに。『時代遅れ』と呼ばれる実弾兵器を駆使して、立ちはだかるピンチを乗り越えろ!新境地のスペースオペラアクション、ここに開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T.Y.
5
高校生の一条太朗は、未来の宇宙船の中で一人冷凍冬眠から目覚める。銀河帝国が栄えて6千年、地球は伝承の彼方に忘却された時代にあって、宇宙船の素材を元手に運送会社を興し、地球を探す太朗の旅が始まる。設定は摑み易いが、細部は端折り気味であちこち忙しく駆け回るし、さりげなくこの世界内でもイレギュラーな事柄が出てきたりするので落ち着いて入り込み難い感も。何千年も経っていると地球に帰るという動機も弱いし。しかしスケールの大きさと、時に地球の文化に通じてるとしか思えないAIの小梅(当初は球)との掛け合い等は楽しい。2014/09/29
ぎゃぐれー
5
気がついたら異世界に……ではなくSF世界にという切り口は面白いし、意外とSF世界の設定もちゃんとしていて面白いのに、肝心のストーリーに問題あり。キャラは描写できていないし、ストーリーに盛り上がりはないし、主人公はただラッキーだけでイケイケ状態だしで、かなり残念なことになっている。この内容はweb版と比べて割愛されたようだけど、逆にこの内容を4冊くらいに分けてじっくり描写したら面白くなりそうなんだけどなあ。2014/09/16
ギンレイ
4
【地球へ向けて第一歩】 ドタバタ系のSF。 かなり面白かった! 遥か未来での宇宙でのお話で設定とか話の持って行き方とか定番ではあるけど、とにかく作者が楽しんで書いている感じが良いですね。 『面白い』を思い切りぶつけていると思います。 キャラ達の掛け合いやだんだん大所帯になっていくサクセスストーリーが楽しめますよ 評価は ★★★★★★★★★☆ 9個星です!!2015/04/20
niz001
4
「異世界で俺TUEEE!」SF版。この明らかに未来の状況で地球に帰る必要があんまり無い気がするも意外に楽しく読める。プロローグのロボ娘が物語始まった途端「玉」に(笑)。2014/08/28
フェムト
3
小説家になろうで連載されてた、僕と彼女と実弾兵器という作品の書籍化。宇宙戦記をバリバリやっていてとても好き2021/03/09