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内容説明
秋葉原ダンジョン―それはラジ館跡地に突如出現した新興ダンジョンである。ダンジョン内部はマナに満ち、銃火器、精密機器が作動せず、魔法が存在する魔訶不思議な空間。モンスターが闊歩し、危険と隣あわせなさまは、まさに「ファンタジー」であった。そのダンジョンに新たな発見とスリルを求める“冒険者”たちは、日がな探索に明け暮れていた―。「走れ、走れぇえええええ、捕まったら終わりだぞッ!」主人公祥真と莉央は、夏休みを利用しダンジョンに潜る高校生。これは2人のひよっこ冒険者が、小さな出逢いを切欠に、伝説の冒険者へと登り詰めるささやかな第一歩。秋葉原を舞台に、日常とファンタジーの交錯する新感覚ヒロイックサーガ、開幕―。OVERLAPキックオフ賞銀賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
19
そこそこ。主人公が全然主人公らしくない。莉央が主人公の事で必死になる理由がわからないまま物語が終わってしまうのでモヤモヤが残りますね。祥真があんなのの理由も分からないしクリスの男設定もかなり無理があるように思う。キャラの掘り下げ不足が大きいですね。ダンジョンでの戦闘ややり取りなどは結構良いだけに残念。舞台設定は良いものがあるけどそれを表現する実力がない感じですね。まぁ新人なら仕方が無いのかもしれないけど。次巻買うかは微妙です。2013/12/29
朝夜
15
読了。まぁまぁ。読んでる最中に「あれ、これってWeb小説だっけ?」とか思ったけどそんな事は無かった作品(マテ 壊れた主人公って結構好きですがストーリーがなぁ… 終盤のボス戦は良かったけどそれ以外は世界観の説明で終わった感じですかね。 とりあえず莉央の笑い方が岡部ぽいというか無駄に中二臭くて気になった。2014/01/04
わたー
14
感想埋め。色々と惜しい作品。舞台を現代の秋葉原にしたダンジョン探索モノ。安直にステータスとレベルを採用していないのは好感が持てるが、この作品だけの良さという面では若干弱いかなと。2014/04/25
1_k
13
またか! またダンジョンものなのか! 何冊目だよ? どんだけ流行ってんのよ? という思いは置いておくとしても、本作ちょっと技術的に稚拙すぎて、設定が破綻しており、面白いとか面白く無いとかそれ以前の問題。そこに目をつぶってまで注目すべき何か光るものも私には見いだせなかったが。今後化けてくれるのか。2013/12/29
はす
13
五十年ほど前から突然現れ始めたダンジョンを攻略する冒険もの。早希の登場は終盤の展開のためにしか見えないし、その終盤はクリスの男装ネタが長いなどによる世界観説明とキャラ紹介不足のために微妙なことになってしまっていて、ネタが良いだけにとても勿体無いですね。 続きも読みますが、今回みたいなことにならないように、しっかり構成を考えてもらいたいかな。2013/12/22




