目次
マンガ・映画篇(インテリ族の生態;象が来た来た/日本では目下「三民主義」/私は誰でしょう/見事なる平和 ほか)
座談(私設日本芸術院;民藝)
そして自分のことなど篇(カメラ自叙伝;ふたりきりの家 ほか)
わが思索わが風土(校正の神様;一夜の教え ほか)
座談(人物チクリパチリ)
森花安治のものの考え方
著者等紹介
花森安治[ハナモリヤスジ]
1911年神戸市生まれ。旧制松江高等学校から、1934年東京帝国大学文学部美学美術史学科に入学、大学新聞の編集に携わる。卒業後、伊東胡蝶園(現在のパピリオ)宣伝部に入り、佐野繁次郎に師事、広告デザインに携わる。太平洋戦争に応召するが病気除隊、敗戦後まで大政翼賛会に籍を置いて国策広告に携わる。敗戦後、社会時評、風俗評論、衣装評論家として新聞、雑誌、放送などに登場、戦後の昭和という激動の時代の暮らしや風俗を、独自の感性で語り、大胆に評論した。一方、昭和23年に大橋鎮子と「暮しの手帖」を創刊、死の前日まで編集長として雑誌づくりに没頭した。昭和53年心筋梗塞のため六十六歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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