内容説明
木造建築の伝統技術と歴史的建築の保存に、日本人の知恵がある！！日本列島に生きた人々の声が聞こえてくる！
目次
序章 日本建築の独自性とは
第１章 古代の神殿と新形式の本殿
第２章 寺院建築の伝来と国風化
第３章 神仏習合の建築
第４章 天台・真言二宗の建築
第５章 宋様式の導入と展開
第６章 地方の社寺建築
別章 近世以前の建築保存
著者等紹介
濱島正士［ハマシママサジ］
１９３６年、大阪府生まれ。神戸大学工学部建築学科卒業。京都府教育庁技師、文化庁文化財調査官として文化財建造物の修理・調査に従事。国立歴史民俗博物館教授、別府大学教授を経て、（公財）文化財建造物保存技術協会理事長・会長を歴任。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授、（公財）文化財建造物保存技術協会顧問。工学博士。専門は、日本建築（社寺建築）史。京都府で海住山寺五重塔の解体修理工事に従事したことで、仏塔に関心をもつ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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イツシノコヲリ
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2015刊。中級者向け。主に社寺建築の構造を現存建築を例にあげながら解説している。著者が塔婆の専門だけあって、地方の寺院建築(中世)や建築の保存の項が充実していた。専門的な話が多く、図や写真が多いわけではないので、初学者におすすめできる本ではない。
