目次
第1部 心とかたち(詩・申文・物語―平安期の漢文学と仮名文学;『源氏物語』の色;元服の揺籃期;「こちよりてのこと」の物語)
第2部 ことばと思想(立法者としての聖徳太子;八世紀における「天孫降臨神話」の変容;中世前期における「いきほひ」について)
第3部 近代のゆくえ(近代日本における天皇と国民―北一輝の模索;吉本隆明「転向論」―断層への固執;明治前半期における統計学と進化論についての一考察)
第4部 自然史的転回(古代日本の気候変動と銭貨発行の関係分析;絶滅の意味;人新世における自然史的展開と歴史学)
著者等紹介
西谷地晴美[ニシヤチセイビ]
奈良女子大学研究院人文科学系教授。研究分野:日本中世史
西村さとみ[ニシムラサトミ]
奈良女子大学研究院人文科学系教授。研究分野:日本文化史
田中希生[タナカキオ]
奈良女子大学研究院人文科学系助教。研究分野:日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。