内容説明
「けいはんな」から、この国の歴史と文化を考える。難波宮も平城も恭仁京も長岡京も平安京も、この「けいはんな」にある。まさに古代日本の「まほろば」の地だ。
目次
第1章 日本史の新しい見方―「けいはんな」の視座から
第2章 「茶の道」へ―散策と思索
第3章 茶の湯と市民社会の形成―「悟り」の変容から
第4章 市民社会の進化と明治維新―抹茶から煎茶へ
第5章 江戸・東京の意味
第6章 EXPO 2025に向けて、地域の歴史を振り返ることの意味
著者等紹介
小路田泰直[コジタヤスナオ]
1954年生まれ。奈良女子大学STEAM・融合教育開発機構特任教授。研究分野は日本近代史。専門分化した視線では見えないものが、地域や生活の場にはある。それを読み解くための歴史学を今は目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。