内容説明
日本の近代がもつ構造を解き明かし、3・11原発事故の必然に迫る。日本列島に生きた人々の声が聞こえてくる!
目次
第1章 近代を定義するための理論的前提
第2章 近代のはじまりについて
第3章 近代とはなにか
第4章 立憲国家の確立
第5章 国家=利益共同体説の矛盾
第6章 二〇世紀型国家からの逃走
第7章 「ヒロシマ」から「フクシマ」へ
著者等紹介
小路田泰直[コジタヤスナオ]
1954年、神戸生まれ。大学時代は京都で過ごす。京都大学教養部卒業。大学院時代は近代社会政策史、都市史、都市の政治史の研究に取り組む。その後、史学史や思想史にも関心を広げ現代に至る。現在、奈良女子大学教授・副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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