言葉の森から出られない―言語学のよろこび

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906811281
  • NDC分類 801
  • Cコード C0080

内容説明

印欧語から世界の日常用語、そして「ネット語」など新たなカテゴリーの言語へ―。言語は民主主義で、誰かが強制できるものではないであろう。多くの言語を学習してきた言語学者・中村教授が、日々目にし、耳にする文字、言葉、韻律、会話に導かれ、言葉の深い森を彷徨する。

目次

第1章 日本語をめぐって
第2章 英語をめぐって
第3章 中国語をめぐって
第4章 印欧語族をめぐって
第5章 言語一般をめぐって

著者等紹介

中村幸一[ナカムラコウイチ]
明治大学政治経済学部専任教授。1963年東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科(言語学副専攻)卒業。東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻博士課程を満期退学。1996年より明治大学政治経済学部専任講師。2005年より現職。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こたろう

3
言葉の語源や用法について、日本語以外の言語についても記載されている本。著者は様々な言語に触れているらしく、日本語以外の言語での例えや、歴史などの話が書かれていた。専門書や、ブルーバックスよりも軽い感じの文書になっている。blogを記事にしたような本。特定の分野の知識などではなく、著者の経験に触れて、雑学が増える内容となっている。2020/09/13

Maumim

2
西欧語にとどまらず、中国語やアラビア語、ラテン語や古代のヨーロッパの言語がたくさん出てくる。なんだこの言語の知識は!わたしも今からでも頑張ってみようかな、憧れのペルシア語・・・。2023/09/27

yo_c1973111

2
【ことば月間1】  これだけの数の言語を学んでいることがすごい(以前韓国で7ヶ国語を話すアゼルバイジャン人に会ったことがあるが)。著書も自認するようにオタクだと思う。エッセイっぽく散文的であり、迷子感はでていると思う。最終章で「日本語は縦書き」とあるが、印欧語がたくさんでてくる本書では横書きであってほしかった。なんとなく分からないではないが、イタリア語推しが強い。ラテン→(⇄ギリシャ)伊→仏(/独)→英が王道なのね、なるほど。2020/07/23

Yasuyuki Kobayashi

0
日本語をはじめ、英語、中国語、印欧語と言葉をめぐる 機知に富んだエッセイ風解説書2022/12/20

anniehappy

0
一つ一つが言語に関する筆者の関心事を散文的に書かれたもの。言葉への愛情がほとばしり出ている。楽しかった。2022/08/19

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