内容説明
失われた仏典、仏説微塵経の解読を物語の枠として、道元の宇宙に跳び込み、正法眼蔵の跳訳と注解に挑戦する。
目次
1 仏説微塵経失われた仏典を求めて(世界の外部;鏡の中へ)
2 跳訳 仏性 仏説微塵経で読む道元(仏性・跳訳;仏性・注解)
人類史の中の仏教
著者等紹介
齋藤嘉文[サイトウヨシフミ]
1954年生まれ。1972年、千葉大学医学部入学、理学部で福田拓生から位相幾何学を学ぶ。84年、京都大学大学院にて、分子生物学の哲学的な解読に取り組む。88年、神戸大学理学部に研究生として所属。1995‐2010年、文化学院講師を務める。この頃、建築とその思想に関心を寄せるとともに、2001年より、正法眼蔵の注釈を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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