目次
第1章 宗教を理論化する(見える宗教と見えない宗教;理論に抗して;ネットワークを形づくる象徴;宗教的である三つの仕方)
第2章 プロテスタント革命(分裂した主体;見えざる手;私事化、脱中心化、脱規則化)
第3章 主体性と近代性(自由と表象;形状化する主体;芸術作品としての世界)
第4章 宗教的な世俗性(内在と超越;受肉と三位一体;神の自己具現化;神学と理論)
著者等紹介
テイラー,マーク・C.[テイラー,マークC.] [Taylor,Mark C.]
1945年、アメリカ・ニュージャージー州に生まれる。2007年より、コロンビア大学宗教学部教授。キルケゴール、ヘーゲル研究の初期の成果は、『キルケゴール仮名著作活動』(1975年)、『自己への旅―ヘーゲルとキルケゴール』(80年)にまとめられている。その後は、建築、視覚芸術、メディアと情報テクノロジーなどにも関心を拡げ、脱構築神学の旗手と目される
須藤孝也[ストウタカヤ]
1974年生まれ。97年、一橋大学社会学部(社会学専攻)卒業。200‐02年、日本学術振興会特別研究員DC2。2010年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程社会学専攻修了、『キルケゴールと「キリスト教界」』(創文社、2014年)によって学位取得。この間、セントオラフ大学キルケゴール・ライブラリー、コペンハーゲン大学主体性研究センター、ロンドン大学ヒースロップ・カレッジなどにて客員研究員を歴任。2014年より日本学術振興会特別研究員PD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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