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内容説明
死後の魂のヴィジョンと永遠回帰の宇宙論を語るこの破天荒な構想力、九鬼周造とはいったい何者か。
目次
序章 九鬼周造の回帰的時間論
第1章 「輪廻する時間」という挑戦
第2章 生の哲学と二〇世紀の時間論―ベルクソンとハイデガー
第3章 九鬼メタフィジックスの骨格―東西形而上学の十字路で
第4章 さまざまな輪廻説
第5章 回帰する宇宙という詩―結晶した九鬼輪廻説
第6章 ミリンダ王の問いと輪廻する意志
第7章 因果の法則と反復するイデア
第8章 解脱への道
著者等紹介
伊藤邦武[イトウクニタケ]
1949年生まれ。専攻、哲学。現在、龍谷大学文学部教授、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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