内容説明
時のアセスメント、「試される大地。」、北海道遺産、君の椅子―北海道スタンダードを生み出した勇気と気概。北の大地の鼓動に導かれ、北海道独自の価値観を発信し続けてきた元道庁マンで副知事を務めた磯田憲一。その軌跡をたどり、北海道の過去と未来を見つめ直すノンフィクション。
目次
プロローグ
見つめ直した、北海道の力
言葉を響かせ、常識に挑む
ファイト!道文化振興条例
時のアセス―行政の“無謬神話”に風穴を開ける
「試される大地。」―生き方を問う
官製談合絶つ対策、次々と
狂牛病対応、情報開示貫く
「北海道主義」掲げ知事選へ
「君の椅子」という名の小宇宙
エピローグ
著者等紹介
秋野禎木[アキノタダキ]
1959年(昭和34)、北海道小平町生まれ。札幌開成高校、北海道大学経済学部卒業。高校、大学ともに野球部に所属し、北海道大学では1981年秋の北海道六大学リーグで最優秀投手賞、ベストナインを獲得。1983年、朝日新聞社入社。主に北海道報道部の遊軍記者として活動し、同部次長、東京編集局生活部次長なども務めた。2019年(令和元)10月、朝日新聞社を退職後、北海道大学野球部監督に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メタボン
27
☆☆☆☆ 磯田氏と直接面談する機会があり、北海道に対する熱い想い、理想を語る姿に感銘を受けた。もし高橋はるみではなく、磯田憲一氏が北海道知事になっていたら、もう少し北海道は「開かれた」地域になったのではないか。鈴木直道知事はまだ若いのだから、思い切った道政を進めてほしい。2024/03/07
まほ
1
「試される大地」や「時のアセス」で知られる元北海道副知事、磯田憲一さん。常識にとらわれず必要なことはやる、“言葉の力”でマイナスをプラスにしていく、多くの人を巻き込んで仕組みを根底から変えていく…いつの時代も重要なこと。新たな課題は次々出てくるけれど、目指す姿を思い描いて挑戦し続けるための勇気をもらえる。2023/08/13
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