内容説明
アイヌのみちから、松前藩の陸路、開拓使の道路、戦後の開発道路や高速道路まで、北海道における道路発達史を、江戸期から明治期にかけての北海道史とともに記述。多くの文献から、かつての道に関するくだりを紹介したほか、多数の公文書や資料に基づく道路行政史の側面も併せ持つ、初の北海道道路通史。
目次
序章(みちのはじめ;アイヌのみち)
第1章 松前藩・江戸幕府期(松前藩の誕生;松前藩の商事 ほか)
第2章 明治・大正・昭和前期(明治新政府の箱館府と箱館戦争;開拓使の設置と「北海道」命名 ほか)
第3章 昭和後期(緊急開拓事業と開拓道路;北海道綜合開発調査委員会の道路整備計画 ほか)
著者等紹介
上野正人[ウエノマサヒト]
昭和10年、高知県幡多郡中村町(現四万十市)生まれ。33年、名古屋工業大学土木工学科卒業、建設省入省、北海道開発局出向、札幌開発建設部道路第一課橋梁係。38年、北海道開発局建設部道路建設課橋梁係。41年、北海道開発庁地政課開発専門官。47年、室蘭開発建設部道路第一課長。54年、函館開発建設部技術長。59年、北海道開発局建設部道路計画課長。60年、帯広開発建設部長。62年、札幌開発建設部長。63年、退職。平成2年、菱中建設株式会社取締役副社長。13年、退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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