内容説明
経済ニュースの数字はどこまで正しく、どこまで粉飾されているのか!情報を正しく読んで、生き延びるために!経済ニュースの“数字”に騙されてはいけない。
目次
序章 経済情報の表と裏はこんなに違うのだ(年金はあと二〇年で破綻するのか;東電に株式市場で一〇〇〇億円損させたテクニックとは;九三兆円もの外貨準備は何のためにある?)
第1章 日本人は豊かなのか、貧乏なのか(ユニクロは原価率五〇%の商品をなぜ低価格で売れるのか;東京→福岡の航空券をなぜ五八〇〇円にできるのか;二リットル一〇〇円割れの激安ミネラルウォーターで利益が出る理由;高金利の定期・外貨預金は本当に安全?;景気回復といわれても実感できないのはなぜ?;「日本は借金まみれで破綻寸前」は本当か)
第2章 日本経済はホントのところ大丈夫なのか(二兆五〇〇〇億円の「借金王」孫正義がもてはやされるワケ;一ドル=七〇円時代到来!?「円高は日本経済をダメにする」のか;クリーンエネルギーは日本を変えるのか;三菱UFJ、三井住友、みずほの命運を決める巨額増資はできるのか;日本国債が暴落する日がくるのか)
第3章 日本企業に生き残りの秘策はあるのか(三大メガバンクの社長人事情報の読み方;国内生産三〇〇万台体制で、トヨタは「危ない会社」になるのか;崖っぷちソニーの経営漂流は歴代トップの罪である;日産の中期経営計画「パワー88」の数字は達成可能なのか;一部上場の一流企業が外国ファンドの餌食になっている;産業の空洞化は日本にとってプラスか、マイナスか)
第4章 作られた数字で大手を振っている(定年時、ローンなしで三〇〇〇万円あれば老後は大丈夫か;新車販売台数、ときには一割近い水増しがある;土地の値段には四種類ある。公示価格は業者のサジ加減で決まっている;世論、GDPの調査の方法、目的がおかしくなっている;中国の経済統計に本当の数字はない)
著者等紹介
有森隆[アリモリタカシ]
経済ジャーナリスト。1969年早稲田大学文学部卒業。三〇年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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T坊主
ナウラガー_2012
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