内容説明
『卜筮正宗』(1709年刊)は、清代の王洪緒(1669~1749)が著した断易(五行易)の集大成とされる書物であり『易冒』『増刪卜易』と並ぶ五行易(断易)の名著。藤田善三郎氏は、『卜筮正宗』完訳版の初版(1980年)出版時に、『卜筮正宗』の原書に忠実に、後世の方々が断易(五行易)を学ぶにあたって原書を損なわないようにと心がけ、装丁にも、使用した用紙・文字にこだわりをもって心血を注いで出版された。本復刻版は、初版当時のものをできるだけ忠実に復刻を試みたものである。
著者等紹介
王洪緒[ワウコウショ]
1669年~1749年。清の時代の人。江蘇県洞庭西山に生まれ、生家は代々外科医の家系。名は維徳、林屋山人・洞庭山人などと号し、中医外科の全生派を創始した。また医療のかたわら断易の研究や生地の歴史地理風俗の調査を行った
藤田善三郎[フジタゼンザブロウ]
1918(大正7)年1月27日、大阪に生まれる。1987(昭和62)年1月10日、永眠。五行易三部作と呼ばれる『易冒』『増刪卜易』『卜筮正宗』を邦訳、自費出版する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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