目次
はじめに 語られていない話(岸本聡子&オリヴィエ・プティジャン)
第1章 フランスの再公営化―民間の失敗を経て、民主的で持続可能な公共サービスを地域で再構築する(オリヴィエ・プティジャン)
第2章 ラテンアメリカにおける再国有化の今日的な動機(エムリサ・コルバート)
第3章 貿易投資協定に署名できない835の理由(ラビニア・ステインフォート)
第4章 ノルウェー―社会サービスを自治体の手に取り戻す(ビヨン・ペタセン&ニナ・モンセン)
第5章 ドイツ&オーストリア―労働者にとっての再公営化(ラウレンシアス・テアジック)
第6章 潮流に抗するインドの脱民営化―すべての人に不可欠なサービスを(ベニー・クルビラ)
第7章 官民連携の危険な幻想を解明する(マリア・ホセ・ロメロ&マチュー・フェアフィンクト)
第8章 私たちの送電網―ドイツにおけるエネルギーの再公営化動向(ソーレン・ベッカー)
第9章 30年の民営化を経て―公的所有が政治課題となったイギリス(デビット・ホール&キャット・ホッブス)
第10章 スペイン、カタルーニャ地方―民主的な公営水道を取り戻す市民運動の波(ミリアム・プラナス)
まとめ 公共サービスの未来を創り始めた自治体と市民(オリヴィエ・プティジャン&岸本聡子)
付録