内容説明
初の公式ブルース観光ガイド登場!B・B・キング博物館から、伝説のクロスロードまで。多くの天才ミュージシャンを輩出したディープサウスを歩き、音楽、空気、風の音を感じながら、アメリカ深南部の文化を訪ねる。「ブルース遺産」100カ所以上掲載。
目次
アルバート・キング
チャーチ・ストリート
ライリー・B.キング
クラブ・エボニー
B.B.キング博物館
B.B.キング・バースプレイス
ボ・ディドリー
チャーリー・パットン・グレイヴ
バースプレイス・オブ・ザ・ブルース
カサンドラ・ウィルスン〔ほか〕
著者等紹介
桑田英彦[クワタヒデヒコ]
1959年岡山生まれ。音楽雑誌の編集を経て1983年渡米。4年間をロスアンゼルスで、2年間をニューヨークで過ごす。旅行会社に勤務し、様々なコーディネートや海外のミュージシャンたちのインタビューを数多く行う。帰国後、写真集、雑誌、機内誌、カード会員誌、企業PR誌などの海外取材を中心に編集・制作業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Saku
6
実際に行けるかは別として、写真を見ながらブルースに思いを馳せる。2014/08/12
Bo-he-mian
4
ブルースゆかりの地を保存し、記念碑を立てている団体・ミシシッピ州ブルース・コミッション。その地を巡るガイドブック。ブルースの発見者と呼ばれるW・C・ハンディがその音楽と出会った町や、ロバート・ジョンソンの3つある墓碑とその真相、マディ・ウォーターズの小屋が保存されている博物館など嬉しい写真も満載。貧しい黒人の農民たちが暮らしていた、シャックと呼ばれるボロ小屋がどんなものなのかも分かる。ブルースの旅に必帯のみならず、音楽を聴く時に様々な想像力をかきたててくれるビジュアル・ガイドでもある。2017/10/05
メモ帳
3
ブルース・マニアたちが、迷うことなくつけるように、それぞれの場所に記念碑を設置し、その数は100ヶ所を超えているという。それを1冊にまとめた本である。ブルースが好きな人は面白いと思う。ロバート・ジョンスン/マディ・ウォーターズ/B・Bキング/アルバート・キング/オーティス・ラッシュ/リトル・ミルトンなど。とにかくいろんな人がでてくる。2017/03/12
ZEPPELIN
2
ツェッペリン教の信者としては、ハウリン・ウルフやロバート・ジョンソンに特に目が行くけれど、挙げられている名前や曲名がとにかく有名なものばかりで、ロック界の大物たちへのブルースの影響の大きさにただただ驚くばかり。カバーでしか知らない曲も多いので、今度はオリジナルにも挑戦せねば。よく歌詞に登場するような場所や建物の写真も多数掲載されていて、それを見るだけでもかなり楽しい。行けるものなら、メンフィスでキング・エルビス詣でをしてみたい2014/03/06
酩酊石打刑
1
久しぶりにブルース関連の本を2冊読んだ。この本は、帯にもあるように「観光ガイド」として機能する内容だ。たぶん実現可能性はうすいのだが、アメリカ・ブルース巡礼の旅に出かけるときには持っていきたいものだ。2013/04/24