内容説明
本書では、最後の白神マタギともいえる鈴木忠勝氏への聞き書き「奥目屋のマタギ―鈴木忠勝」(根深誠)を中心に、マタギの歴史を史料や民俗資料の中から探り(山下祐介)、白神山地と接する奥目屋の地域、中でも砂子瀬のマタギの実像に迫っていきます。
目次
鈴木忠勝=白神山地に生きた最後の伝承的マタギ
マダギの聞き書―鈴木忠勝氏メモについて
歴史の中のマタギたち―奥目屋の村の実像
森山泰太郎『砂子瀬物語』より 写真で見る『砂子瀬物語』その3 冬・マダギの聞き書編
マタギの道具―碧祥寺マタギ博物館および砂川学習館所蔵資料から
著者等紹介
山下祐介[ヤマシタユウスケ]
1969年富山県生まれ。九州大学大学院から九州大学助手を経て、弘前大学人文学部に赴任。2011年より首都大学東京都市教養学部准教授。専門は都市社会学、地域社会学で、災害や過疎問題などを研究
根深誠[ネブカマコト]
1947年青森県弘前市生まれ。明治大学山岳部OB。日本山岳会会員。1973年以来、ヒマラヤに通い続け、ヒマラヤの未踏峰6座に初登頂。故郷津軽の自然を愛し、白神山地を歩き尽くす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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