内容説明
植民地期から現在に至る経済開発過程の中で、マレー人、華人、インド人の各エスニック・グループは、いかなる主張と対立を繰り広げ、その国家政策に動員されてきたのか。多民族社会マレーシアの本質を理解するための必読書。
目次
第1章 発展に影響を与えるエスニック要因
第2章 植民地化の衝撃
第3章 限定された政府の役割(1957~1969年)
第4章 拡大した国家
第5章 国家と華人企業
第6章 多国籍企業の役割
第7章 結論
第8章 補論:アジア通貨危機とマレーシアの開発戦略
著者等紹介
ジェスダーソン,ジェイムス・V.[ジェスダーソン,ジェイムスV.][Jesudason,James Vijayaseelan]
1954年、マレーシア・クアラルンプールに生まれる。1987年、ハーバード大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。シンガポール国立大学社会学部講師、同上級講師を経て、現在、コロラド・スクール・オブ・マインズ国際・教養学科助教授
朴一[パクイル]
1956年、兵庫県生まれ。在日韓国人三世。1988年、同志社大学大学院商学研究科博士課程修了。商学博士。立正大学経済学部専任講師を経て、現在、大阪市立大学大学院経済学研究科教授
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