目次
廟堂に立ちて大政を理するは
賢人百官を總べ、政權一途に歸し
政の大體は、文を興し、武を振ひ
萬民の上に位する者、己を愼み
翁嘗て幾歴辛酸志始堅
人材を採用するに、君子小人の
事大小となく正道を蹈み
廣く各國の制度を採り、開明に
忠孝・仁愛・教化の道は
人智を開發するは、愛國忠孝の〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダンゴ☆ルッチ
4
小林よしのりさんの「大東亜論」を読んだ後にこの本を読むとわかりやすいと思いました。志というか、しっかりとした軸みたいなのを感じました。2016/11/08
ダンゴ☆ルッチ
1
枝葉を見るのではなく、いかに大局で物事を見れるのか。そんなイメージを持ちながら、少しずつ自分を創り上げていきたいです。2017/11/19
やまふみ
1
こんな本が1000円ちょっとってウソだろ!?と思いました。2015年10月31日に子孫である西郷隆夫氏に会いに行くので話題の糧・下準備となりました。私は3回転しました。2015/10/07
まさあき
1
『西郷南洲遺訓』に頭山満の講評を加えた一冊。頭山先生は講評する際、手元に資料を置かなかったとか……。如何に先生が西郷さんを尊敬し、その姿、言葉から学ぼうとしたかがわかる。講評自体も面白いし、南洲遺訓をより深く理解する助けとなる。オススメ。2015/07/12
Yoshida Takuya
0
翁の話を読んでいると、如何に自分のスケールの小さきを感じざるを得ません。明治までこのような日本人が多くいたことを思うと如何に日本が堕落していったか、所謂「文明」の毒がどれ程深いのか、残念でなりません。今一度先人の教えと気概を、腹にぶちこんで精進に励むとともに、アメリカの犬のような情けない国家を立て直しせねばならないと思います。2016/02/01
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