内容説明
現代鍼灸が治療する百種類以上の難病の中から、遭遇する可能性があり、確実な効果が得られ、治療法の完成された57難病を選んで収録。内科、外科、婦人科、小児科、耳鼻咽喉眼科に及ぶ疾患ごと、処方選穴、操作方法、治療効果、補助措置などを網羅。
目次
第1章 概論(難病鍼灸の概念と特徴、作用と位置づけ;難病鍼灸の歴史と現状 ほか)
第2章 内科(慢性ウイルス性肝炎;慢性気管支炎 ほか)
第3章 外科(頚椎症;対麻痺 ほか)
第4章 婦人科(無月経;子宮下垂・子宮脱 ほか)
第5章 小児科(水頭症;汚言症(トゥレット症候群) ほか)
第6章 耳鼻咽喉眼科(青少年の近視;斜視 ほか)
著者等紹介
張仁[チョウジン]
上海市中医文献館館長、上海市中医薬科技情報研究所所長、『中医文献雑誌』編集長、主任医師。1983年、陝西中医学院研究生卒業、修士学位獲得。中国、台湾で精力的に出版活動を行い、鍼灸著作の数は30部以上にのぼる。ヨーロッパで講演活動するなど活躍の場も広く、国内外で発表した論文は70編以上
浅野周[アサノシュウ]
中医学翻訳家・鍼灸師(北京堂鍼灸代表)。1985年学生時代に三寸三番を使った大腰筋刺鍼を開発。1987年明治東洋医学院鍼灸科卒。1990年北京中医学院針推系進修生修了。1990年北京堂を開業。1998年に北京堂ホームページを開設し、治療法を公開。三寸鍼を使った大腰筋刺鍼や、四寸鍼を使った腸骨筋刺鍼で知られる。中国の鍼灸書を日本へ紹介するように勤めてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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