内容説明
グランヴィル=バーカーを日本語で読むとはどういうことか。ハーリー・グランヴィル=バーカーの不朽の名著『シェイクスピア序説』(1927‐1947)の第三シリーズ『「ハムレット」序説』(1937)の一章で、まだ邦訳のない第五章 The Verse and the Prose:VOCABULARY AND IMAGERYを初めて日本語にした訳述書である。
目次
第1節 強く訴えかけるとき―反復、ならびにイメージ
第2節 散文(プローズ)
第3節 韻文(ヴァース)
第4節 「ハムレット」劇の韻文にてくてく歩きは存在しない
第5節 「ハムレット」劇の韻律をテストするとはどういうことか
第6節 その具体的実例(第1幕第2場から)
著者等紹介
大井邦雄[オオイクニオ]
1933(昭和8)年新潟県長岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。早稲田大学教授を経て、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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