中世都市鎌倉と死の世界

中世都市鎌倉と死の世界

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784906641574
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C1021

目次

第1部 都市民と死のあつかい(都市鎌倉と死のあつかい―由比ヶ浜南遺跡の調査;鎌倉出土人骨の骨病変;中世鎌倉における遺骸の扱われ方;文献からみる鎌倉の死の様相 ほか)
第2部 死と葬送の中世的世界(墓地の風景―中世と民俗的現代;由比ヶ浜南遺跡に見る火葬と納骨;陸奥国府とその周辺における霊場と墓所;北関東の埋葬遺構 ほか)

著者等紹介

田村奈津子[タムラナツコ]
詩人。2001年10月11日没。「八つ海」「ざ」「嗚呼!」「山陰詩人」「解体詩書」「CARILLON」「蘭」「COLOUR」などの各誌に数々の作品を書いてきた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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由比ヶ浜で発見された無数の人骨に関するシンポジウムの記録。矢傷、犬に喰われた骨などなど生々しい。犬は最期の執権高時が好きだった闘犬のために飼われたものかという説もある模様。北条氏が滅んだ後、元闘犬の野犬が彷徨い歩く鎌倉って地獄絵図だろうなあ…。鎌倉時代の墓って「やぐら」と呼ばれる岩をくりぬいて、木戸を取り付けたものが多いんだけど(竹の寺で有名な報国寺等で見える)、鎌倉の地形そのものが三方を山で囲まれて、海が開けてて、なんていうか鎌倉自体が墓っぽいよなと常々思うのでありました…。2015/04/18

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