内容説明
環境保全と林業の活性化は両立する!50代で新たに森林作業員となった著者が日々の厳しい仕事をとおして感じた森の大切さや価値、働く喜びを実体験から活写。環境を守り、温暖化を防ぐために適切な間伐や針広混合林づくりを提唱する。
目次
プロローグ 人情味あふれる清流の地へ
起章 山仕事の厳しさと魅力(3Kに隠れていた3Yの発見;ケガも修行のうち? ほか)
承章 原流の暮らし(無いないづくしの豊かな生活;一物全体と身土不二 ほか)
転章 森の現場からの思索(拡大造林と拝金主義;枝打ちよりも間伐を ほか)
結章 森林業というフロンティア(時代が要請する針広混合林づくり;女性の感性を活かす秋 ほか)
著者等紹介
安藤勝彦[アンドウカツヒコ]
1944年岐阜県生まれ。1981年慶応大学経済学部中退。ネパールにおいて地域開発や技術協力に携わった後、97年から岐阜県の川上村森林組合造林班に所属。林業士、森林インストラクター(準)
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