内容説明
第1部では、新しい会計処理の概念の追加説明と社援施第49号・老健局55号通知において示された、会計基準と指導指針の弾力運用について解説。第2部では、日常的に生ずる取引について解説。第3部では、指導指針と会計基準において処理方法が異なる国庫補助金等特別積立金の取崩しと借入金元金償還補助金について、それぞれの組み合わせの処理方法を具体的に解説するとともに、それぞれをシミュレーションし、各施設の実態把握の理解に供するよう解説。第4部では、保育所会計と授産施設会計における特別な事項についての解説をした。
目次
第1部 新しい会計処理の要点(新たな会計方式の導入による会計処理の仕組み;会計基準と指導指針の弾力的運用 ほか)
第2部 仕訳処理の実際(固定資産;補助金 ほか)
第3部 計算書類の表示と仕訳8つの方法(各パターン別の会計処理事例;各パターン別の損益比較検討)
第4部 保育所、授産施設会計のチェックポイント(保育所関係;授産施設会計基準関係)
資料編
著者等紹介
亀岡保夫[カメオカヤスオ]
公認会計士。1955年愛媛県生まれ。78年創価大学経済学部経済学科卒業。現在、大光監査法人理事長・代表社員、日本大学講師、日本公認会計士協会「非営利法人委員会社会福祉法人専門部会」部会長、(独)福祉医療機構福祉経営専門委員。99年厚生省「指定介護老人福祉施設等会計事務処理取扱要領策定委員会」委員、全国社会福祉協議会「特別養護老人ホーム会計規程検討委員会」委員
相磯義明[アイソヨシアキ]
1954年静岡県生まれ。76年厚生省国立更生援護機関採用。厚生省老人保健福祉局老人福祉施設監査官、社会・援護局社会福祉施設監査官、生活保護監査官を経て、現在、国立身体障害者リハビリテーション研究所主任企画官
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