内容説明
「オランダ軍バタビア臨時軍法会議資料」が語る慰安所の記録。
目次
第1部 史料 オランダ軍法会議資料(強制売春事件を裁いたオランダ軍 バタビア臨時軍法会議の判決文と証拠書類;オランダ政府所蔵文書調査報告)
補遺 欧州議会対日「慰安婦」決議文
第2部 中国・桂林ルポルタージュ 私は“日本鬼子”の子(「大陸打通作戦」の道;三光作戦と女狩り ほか)
いわゆる「慰安婦」問題―オランダからの声
著者等紹介
梶村太一郎[カジムラタイチロウ]
1946年岡山県津山市生まれ。フリージャーナリスト。ドイツ外国人記者協会会員。慶応義塾大学法学部政治学科卒。74年以来ベルリン在住。86年作家小田実と市民運動交流団体「日独平和フォーラム」立ち上げ。96年「ガス室否定論」を批判以来、日本の論壇で台頭する歴史修正主義批判を継続。2001年ドイツ人良心的兵役拒否者の日本での兵役代替役務を実現。「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」顧問。『週刊金曜日』、『世界』等に寄稿多数
村岡崇光[ムラオカタカミツ]
1939年広島市生まれ。東京教育大学英文科博士課程中退、イスラエル政府給費生としてエルサレム・ヘブライ大学に留学。聖書ヘブライ語に関する論文で博士号取得。以後、英国マンチェスター大学講師、オーストラリアのメルボルン大学教授、オランダのライデン大学教授としてヘブライ語その他のセム語、ギリシャ語の教授、研究に従事。エルサレム・ヘブライ語アカデミー名誉会員。2003年ライデン大学定年退職後、研究継続のかたわら、毎年最低5週間、アジア諸国で、ボランティアとして専門科目の集中講義をする。オランダ在住
糟谷廣一郎[カスヤコウイチロウ]
1949年京都市生まれ。1995年、『週刊金曜日』に副編集長として入社。企画委員を経て現在、総合企画室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akio Kudo