内容説明
トヨタの「大きさ」が何をもたらし、何をつぶしているか。トヨタの社員は幸せなのか。トヨタはイコール日本であり、トヨタを知ることは日本を知ることである。トヨタを震撼させたベストセラーの第2弾。
目次
1 便利が凶器に変わるとき―大量リコールは奥田碩社長時代の負の遺産
突然、燃える、暴走するトヨタ車―ドライバーに不利な交通事故の立証
モータージャーナリストの本音―なぜクルマ好きはトヨタを嫌うのか
トヨタの『不都合な真実』―本当に環境に優しい企業といえるのか
税金を燃料にして加速するトヨタ―間違いだらけのIMTSとプリウス称賛
検証 自動車の最新環境技術―ハイブリッド車はそれほど評価できるのか
片山さつき氏は“トヨタ族議員”か―財政赤字を棚上げし、道路予算に執着する面々
コスト削減が働き手に強いる犠牲―日本の将来をトヨタシステムに委ねるのか
愛知県人権真空地帯―トヨタグループ企業「偽装請負」動かぬ証拠
海外でも日本一の“政商”―イラクODAに食い込むトヨタと天下り財団
続・トヨタが嫌う男たち対談―GMは堕ちたトヨタが堕ちない理由がない(奥村宏×佐高信)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
16
★★★★Audible。2017/12/13
Hidekazu Asai
1
トヨタは欠陥車の大量生産をしていることから、暴き、トヨタ販売店へクレームを入れたら、非を認めない姿勢に客は怒ったことも書かれている。 トヨタは、元自衛官や農民を入社させたがる。 そして、不思議なことに豊田一族はトヨタの自社株の1~2%しか保有していないのに、トヨタを支配している。 はっきりしていることは、クルマ好きはトヨタは嫌いだということだ。2020/07/19
serumisu
0
■感想:前巻に引き続き、「トヨタ製品は従業員と下請けの生活面の犠牲で成り立つ」という告発本ではあるが、切り口が「トヨタの闇」とはまた違い、楽しめた。車好きが楽しめない車がトヨタ車。■共感:実用性だけで車を選ぶというのなら、必要を感じなければ車なんて買わないし、今ある車に過不足を感じなければそのまま乗り続ける。(P46)2011/08/28
takachan
0
ビック3に続いちゃいましたね。2008/12/13